月曜から始まるGS特訓について
今年はどこにも行くことのできないゴールデンウイークですね。受験生の6年生はもとより旅行はできないわけですが、一日中勉強するのもどうかと思うので少し息抜きできることも考えながら過ごしたいと思います。といっても普段と違うものを食べる、オンライン動画くらいかなぁと。
さて、GS特訓ですが、この時期に志望校の過去問レベルのものをやっていて後9か月後のゴールイメージをつかむという内容になっています。兄の時の記憶では、問題を解いてポイントを解説という形式だったと思います。
実際の古い過去問や昔の志望校別サピックスオープンが題材だったと思いますが、まだ公民が終わっていないこともあり範囲や難度は多少調整されていたような気がします。
実際にこの時期に本当の過去問をやっても歯が立たないと思います。わが子はGS開成ですが、開成の場合は理科と社会はそれほどの難度ではないので過去問相当レベルであれば現時点でもそこそこの点数は取るのではないかと思います。そこで意外と自分ができるかもと、勘違いされるのも困ります。開成の場合、受験層に対して問題が比較的容易でほとんどの人が取れる問題は取り切ってしまい、平均9割の年もあるのでミス勝負の世界になります。難度の高い年もありますが、そうした個別の問題、東京問題などはSSで補充していくのだと考えています。
他方、算数については現時点からまだ2、3段階程レベルを上げないと全く歯が立たないと考えています。特に開成の算数の場合は大問形式で易問で小問で構成される年もありますが、ひらめき勝負の問題も多く、長い時間考えたからといっても解けるわけではなく、解法の引き出しをこれから増やしていかないと全然戦えない可能性があります。また、数字も割り切れない変な分数とか出してきて子供の精神を揺さぶってきます。実際の答案用紙で途中式や考え方を記述するのもこれまで注力していない事なので、これから9ヶ月でどの程度できるようになるのかが見ものです。
国語については、年によって形式が違いますが、文章題が1題でも2題でも記述5-7問という形式なので、ポイントを外した瞬間に終わります。まずは最終成果物の記述以前に、文章を正しく読めていて、設問を正しく理解した上で必要な構成要素を拾えているか、論理構成ができるか、というところだと思います。
我が子の場合は、一番ギャップがあるのが国語なので、これからレベルを上げる必要性を痛感すると考えています。他方、客観問題と異なり誤った選択肢を落とすという技巧的な要素は不要であり、文章と設問を読めてそれに対して論理的に説明するという正面勝負ですので取り組み甲斐はありそうです。
文章・設問の難易度は別としてやるべきことは首尾一貫しています。これから記述の型を身に着けて正しく適用できるかですが、まだ制限時間内では半分の設問数くらいかこなせないでしょうね。
理科社会は、そこそこできていればSSで間に合うかと思っています。今やっても忘れますし。マンスリー85%位取れていれば良しとして、秋で一気に仕上げる感じでしょうか。
このGSで結果を出すよりは、ゴールイメージを理解して現状とのギャップをコツコツと秋頃の志望校別サピックスオープンに向けて積み上げることができるか?ですね。
さあ、本人はどう感じることやら。
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