6年4月マンスリー ー速報

社会、力及ばず。全体かわり映えしない結果。

1.結果

算数 約145点

国語 約120点

理科 約90点

社会 約75点

合計 約430点 偏差値 約70、50番-100番位ですかね。

国語の採点基準でプラスマイナス5点の幅があると思います。

2.平均予想

予想

算数 80点

国語 90点

理科 55点

社会 55点

280点

2月マンスリー、3月復習テストとの比較でいえば、あまり平均は変わらない気がします。

算数と国語は取りやすかったように思います。

理科は今回、人によると思います。社会は細かな点が難しいですが、理解できる難度ですね。

3.コメント

算数 平易

復習テストより計算工数、難度が下がった気がします。図形の問題も難度の高い問題ではなく割と素直な典型題だったので、全体のセットとしてはそれほどでもないように思います。大問7で条件を注意深く考えるくらいでしょうか。

国語 普通

説明文は面白い内容でした。客観問題は選択難し目ですかね。記述は分かりやすい。問5は、文中の対比を読み取れれば、「どちらだろう?」の「?」が反語的意味で、そこから組み立てを考えればいいと。物語文は、学校の女子の人間関係ものですね。ピアノを心のよりどころにしているところでの人間関係というのが読み取れるかというところですね。記述は分かりやすいと思いました。

理科 やや難

マンスリーで4回分なので、全部出るのですが、燃焼、電気回路、太陽、月と割と重めの分野だっあので、得意は人は難なくできるが、太陽、月は苦戦する人はドはまりする感じですね。電気回路、太陽・月のところはやりこんでいないと考えて手が止まると時間不足になる問題でした。季節の図鑑も併せて5問なので、処理力も大切です。

社会 やや難

社会は毎度の難度でしたが、ひどく難しいわけではなく、細かな点まで正確に覚えているか、事象だけでなく場所や、画像(顔?)情報も含めて押さえているか、という点が問われました。田中角栄の写真は若すぎではないかと思いましたが、他の首相の写真も同時代の人ではないので、これを見極めるのはなかなか難しいと思いました。正誤判定や選択肢の中で正しいもの、間違っているものを選ぶ難易度は相変わらずですね。正確な知識と判断力が必要です。短答式の問題よりこうした選択問題の方が難度が高いですね。

4.わが子の結果

今回算数は、2で1問落としました。

国語は、客観で2問。漢字と語彙は範囲が狭くとり切れました。記述については、今回、分かりやすかったと思ったのですが、出来は悪かったです。説明文の問5は、事例から抽象化してどういうことかを書くべきところ、具体的な事例をだらだらと書いて、設問の意図がよく分かっていないようです。ほぼ0点。物語文のところは、記述は、1パラグラフのところの4つくらいの要素をまとめ直せばよい、分かりやすい問題だったのですが、これもその部分の2つの要素だけで冗長な記述であり、構成要素漏れで、3分の1程度。全体で10/32点位とみています。

理科は、燃焼で2問、電気回路1問、月で1問落としていました。燃焼のところは前半の知識問題で落としていたので、こういう安直なミスは避けてもらいたいところです。電気回路、月で2問は仕方ないと思います。

社会は、直前詰め込むべく頑張りましたが、及ばずでした。細かい知識の正確性で結構落としました。青島、ハルビンの場所、史料の荘園領主に対する訴え、とかです。また、単純に年号を覚えていればとれる問題もありました。常識判断や文章を慎重に読んでいれば落とさなくて済んだ問題もあるので、80点は取ってほしかったところです。1問落とすと連動して落としてしまう選択問題もあうので、こうしたところで大量失点しないように1つ1つの知識の正確さが問われますね。

テキストの語句や事象は覚えているのですが、年号を正確に覚えている、事象の詳細や因果関係など細かい知識を含めて覚えていないため、そこで差がついていました。まずは1問1答形式と年号の完璧な暗記を行い、その関係や地理的関係などを資料集や歴史漫画でディテールにわたるまで押さえておくというところでしょうか。歴史はまた違う切り口で1周するので、5月マンスリーではもう少し取れるようになってもらいたいところです。

全体としては、国語の記述が今回書きやすかったものが取れていなかった点、理科と社会の精度ですね。理科2問分、社会で3問ほどできていなかったと思います。取りこぼしをしない、というところが弱いので知識ものについて、もう少し日々の授業、家庭での復習の中で精度の高い勉強をしてもらいたいところです。

大きな抜け漏ればあるわけではないですが、特に社会はもっと踏み込んだ細かい点まで抑えないといけませんね。記述は別の問題としてありますが、これは量をこなしてもできるようにならないですし、どうも、とにかく書けばいいだろう、的な要素が散見されるので、書くことよりも記述に入れるべき構成要素とその構成を練る方が今の我が子にとっては大切だと思いますので、この辺りは時間かけてBテキストの丁寧な直しや、記述問題の徹底攻略などを通じて、「型」を身に着けたいと思います。

算数と理科は完璧ではないですが、まずまず安定しているので後はミスをなくすことですね。算数のキャパが空いている分、国語の記述、社会の知識の体系化に時間配分を回す所でしょうか。

来週はサピックスオープンですが、時間もないので最近やっていない理科・社会の知識の復習、国語の記述の練習を続ける感じですかね。

明日は少しゆっくりさせたいと思います。

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