春期講習が終わり復習と土曜日のマンスリーに向けての勉強を進める中で基礎固めの大切さを感じたので記事にします。
6年生の授業は、社会の公民・時事問題以外は基本的なカリキュラムは終了しておりこれから夏にかけてこれまでのカリキュラムを2周ほどしてレベルを上げつつ基礎固めを行い、夏以降の実践的な演習に向けてギアを上げていくこととなります。
春期講習は、重要分野の復習になっており、算数は重要単元のおさらい、国語は土特形式の軽めの実践演習、理科は電気回路、太陽、月と重要分野、社会は歴史の政治史を終えてもう1周目にはいりました。
やっていることは5年の単元の繰り返しで、この機会を利用して自分の弱いところ、理解が不十分なところを固めるチャンスだと思います。
我が子の場合、算数は演習のマル付けをしている感じだと、場合の数と立体の求積問題が他の分野と比べて弱かったです。場合の数は、抜け漏れがなく数え上げるのが確認しずらいので苦手としているお子さんもいるかと思います。我が子も御多分に漏れず数え上げがその場しのぎで抜けがあることが多く、今回の春期講習でまとめて典型題を扱うことで補強できたように思います。また立体の求積問題は、やり方が分かっていても計算工数が多く、計算エラーや足し算忘れが他の分野より起こりやすい点から、注意深く計算する、という点について気付くことができました。
理科は、もう受験に必要な知識・項目は一通り出ているのでそれを正しく理解しているか、その上で正しく問題に適用できるかを確認することが重要です。今回の単元は重いですがよい問題セットとなっていました。
他方、1週間周期でなく隔日で理科と社会が回っており、コアプラスやデイリーチェックの出来がいまいちになっていたので、そこは通常授業の一環として手を抜かずにちゃんとやるようにという話をしました。
コアプラスとデイリーステップについては、毎回の負担は大したことがなく、テストの中でもクラス替えの存亡にかかるというようなことはないため、軽視しがちです。しかし、私は算数の基礎トレと合わせて毎日継続することが、知識や基本技能の習得につながると考えています。どちらも1日分は5-10分程度で大して時間はかかりません。1週間で手を変え品を変え類題を演習することにより知識の定着と基本的な計算技能の習得が自動的に得られるようになっています。わが家では朝のルーチンとして取り込んでいます。特に理科の場合は定着を図るため1週間ではなく2週間かけて2周回すようにしています。
歴史の場合はコアプラスと年表がこれに該当すると思います。コアプラスと年表によって、1)人名や事象を漢字で正しく書ける、2)そのうえで年号を正確に覚えている、ことがまず必要です。毎回の授業とテキストでその事象の関連性や場所などを押さえていくのですが、その前提として、この2つができていないと、ぼろぼろと失点することになります。
漢字と語彙についても同様ですね。こちらは理科や社会と比べて実際のテストでの直接的な効果は乏しいように思います。それでもマンスリーや復習テストでは40点分の配点があります。次第に文章が高度になってくるので、高度な語彙、慣用句や漢字をしっかりとマスターしていることは読解力の基礎として重要になります。
こうした基本的なことを夏までの間にどれだけ積み上げられるかということが、その後の実践演習においてもう一段高いレベルの演習に際しての自信なり、不安を取り除くことになります。
社会は銀本を見ている限りでは入試とのギャップは相当少ないように思います。算数・理科は実際の入試とはまだギャップがありますが、抑えの学校であれば基礎がしっかりしていれば対応できるように思います。特に算数の場合は今しっかりと基礎技術を固めておかないと、その先の応用まで手が回らなくなり力尽きてしまうので、今は基礎力鍛錬が重要だと考えています。
我が子の場合は、算数は比較的計算処理力がありまだ大丈夫なのですが、漢字と語彙が弱く、理科も知識にムラがあります。また、社会の歴史分野がまだ体系化できていないようなので、この歴史のヘビーローテーションの中で繰り返し該当範囲のテキストやコアプラス、年表をやりこむことで完成度を上げておきたいと考えています。
次回のマンスリーはその意味で範囲も狭く、理科・社会は近代と重要な単元だと思いますのでしっかりと復習して対応したいと思います。
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