5年時の勉強の総括 ー理科

5年の理科の勉強についてです。

以前、兄のブログの方で理科の勉強法については折々の時に書きました。

理科の勉強法

5年の総括 ー理科

基本的な考え方は、兄の時と変わっておらず、5年時で受験に必要な知識は一巡し、6年でそれを受験実践レベルに高めていくことには変わりありません。テキストの内容、問題演習量ともに増加しており、5年前と比べるとより深く演習量も多いと思います。特に発展問題は、入試の過去問の改題ですが、これを5年時点で出すのは難しいのではないかというような内容も出されています。現時点ではできなくてもいいので参考までに問題やって慣れておく、ということなのかもしれません。

1.勉強方針

  • サピックスの毎回の授業に沿って理解、演習をきっちりとこなす。
  • 知識についてはコアプラスを回して定着を図る。
  • テキストの問題がかっちりしているので他の問題集はあまりやる必要がない。
  • 参考書については、長期分野で弱いところがあるときに対応

2.通常時

  • 1日目の授業から戻ってきたら、テキスト部分は、コピーを取ってファイリングして参考書として使えるように作成していましたが、一度もこれを見て振り返ることはなかったですので、保存目的みたいになっています。問題のところは3回分コピー。
  • 2日目に、デイリーチェック、コアプラスの直し。テキストのポイントを説明および一読。
  • 2日目以降、テキスト1ページ分ずつ熟読。ポイントチェックは、2,3日に分けて穴埋めをやる。問題は、4日に分けて対応。先週分も同時に回す。コアプラスはテスト範囲を朝のルーチンワークとして取り込み。デイリーステップは、先週分と今週分を1日ずつ。
  • 1週間で問題演習が1周するのでそうしたら2周目に。
  • ポイントチェックが兄の時のほうがコンパクトにまとまっていたのですが、弟の時には穴埋めして理解度を確認したら、後はテキストを読み込み、問題が間違えずに解けていれば理解できているとして良しとしました。

3.テスト前

  • マンスリー前には、コピーを取ってあった3回目の問題演習とデイリーステップ。基本的にはこれをテスト範囲分1周、苦手なところはさらにもう1周。
  • 季節の図鑑は直前にまとめて暗記。デイリーステップの該当部分と表紙裏を中心に。
  • 組み分けの場合は、5年時のマンスリー、組み分けのテストをファイリングしてあり、それを読み直し(ゼロから解きなおすわけではありません。)と、コアプラスを1周

4.それ以外にやったこと

  • 傍用教材の新小学校問題集を1-3まで順にやって秋位に終わりました。長期休暇の際にそれを利用してやる感じです。
  • 理科は全範囲終わっていなかったで、過去問についてはやろうと思って素直な設定の問題を少しやってみましたが、ちょうどいい難度の問題がいまいち見つけにくかったのでやめました。
  • 問題については基本的にはサピックスのテキストを繰り返す、ということで足りると判断し、それ以上はやりませんでした。
  • 参考書として裏技テクニックを夏期休暇の際に1章ずつ読んでいました。まとまったことを復習するにはいいと思います。

5.結果

5年成績推移 今のところの評価は、サピックスのテキスト、問題に即した演習で十分な成果を出すことができるというものです。

知識の正確さ、複雑な問題についての完成度がまだまだな気がしますが、理科少年というわけでもないのでその割には健闘しているのだと思います。細かな知識の正確さ、問題に出てくる事象や思考力系での誘導にうまく乗ることができるようになると安定するのではないか思います。

6.分野ごとについてのコメント

  • 兄の時のコメントを参照ください。
  • 差分として言えば、生物は、季節の図鑑も含めて昆虫、植物が相当細かいです。これは中学受験の性格上、身近なものに対する理解と分類を聞くということによりまじめに勉強しているか、を確認するものだと思いますが、思考力も知らない植物や昆虫を出すと聞けるので都合がいいんでしょうね。とにかく基本を押さえた上での正確な暗記が必要ですが、正直花のつくりで花びら何枚というのは、試験日当日に覚えていればいいのではないかとも思ったりします。
  • 地学は、天体(月、太陽、星)が重要ですね。岩石や、気象、川の話、地層はそこまで深くはないので、天体絡みをどこまでちゃんと抑えられるかですね。自然現象で、太陽の周りを地位級が回り、地球の周りを月が回っているという現象を地球上から見るとどう見えるか、という問題なので、原理原則に戻って感がられるかだと思います。
  • 化学は、弟の場合はよくできていました。溶液の性質や色はよく出ますがここも大体できていました。後は中和や溶解度、化学反応式の計算問題について複雑になってもできる対応力を6年時に養うということだと思います。
  • 物理は、電気回路の発熱の部分、電磁石のコイルの向きあたりが弱いですね。力学や光は大丈夫そうです。

7.6年時の方針

  • 兄の時に書いた通り。
  • 通常事業、土特を通じてもう一回りして基礎学力固めができるので、そこで抜け漏れをなくす。そのうえで、「理科的思考力」問題への対処能力の向上を図る。
  • とはいえ、秋以降は志望校のタイプに応じて出題形式を意識した勉強をする。
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