国語がいまいちでしたが、全体はいつもどおり。
1.結果
算数 150点
国語 約110点
理科 約90点
社会 約90点
合計 約440点 偏差値 約68、80番前後ですかね?
2.平均予想
予想
算数 85点
国語 90点
理科 60点
社会 60点
295点
今回の平均は問題が全般的に難度が高くなかったので高そうです。
3.コメント
四科とも基本的な出題に思えました。範囲としては重要な所なのできっちりと理解できているかを確認する感じですかね。
算数 普通
今回は、全般的に難度は高くないと思いました。他方、いろんなバリエーションの問題があり、典型題に習熟して確実に得点できないといけません。計算工数もそこそこあるので手際よく処理できるようにトレーニングする必要があります。
国語 普通
説明文は入試によく出る外山滋比古さんの文章であるあるのテーマですがちょっと5年生の現時点では分かりにくかったかもしれませんね。6年になると記述も後段のことわざの幅のある解釈あたりのところを回答させてもっと難しくなると思いますが。物語文は分かりやすいと思いましたが、テーマが未婚の叔母の里帰り出産と攻めてますね。ハッピーなオチでよかったです。
理科 普通
計算系の分野が主体ですので、得手不得手による得点のばらつきがありますね。問題内容自体は普通ですが、知識、計算、思考力と基本と応用を見る問題がバランスよく入っていますね。理科は入試問題はもっと難しいですが、現時点での学習到達度を見るにはよい問題だと思いました。
社会 普通
地理のように盲点を突く問題はなくおおむね歴史の基本的な理解を問う問題ですが、キーワードだけでなく、その事象についてその時代の文脈を正しく理解していないと鎌倉から江戸初期までなので、その概念の位置づけがうろ覚えだと似たような話が違う時代に出てくるので間違えてしまいますね。テキストに出てくる内容を1対1で覚えて正誤判定できるだけではだめで、似た制度を違う時間軸で比較できるようになっていないと難しいですね。
4.わが子の結果
算数は、字が汚くて判読不能などがなければ満点だと思います。算数のミスが1,2問以下なので全体的に安定していますね。
国語は、2.1の語彙で3問間違えていました。3の読解も語彙で落としているので、全般的に難しい文章を読むための語彙不足、読書不足だと思います。説明文も客観問題の正しく読めているかを問う客観問題で3問落としており、記述も「わかりやすく」という抽象から具体へのいいかえができておらずいまいちでした。物語文は設定の割にはよく分かっていました、こっちのほうがストレートな心情把握でわかりやすかったように思います。
理科は、惜しいミスが多かったです。1では読み違いで1問落としていました。2,4はノーミス。3では、グラフの単位に気が付かず失点、5の溶解度は計算凡ミスしていました。細かいところに神経を払わないととり切れませんね。社会より易しいと思うので、95点くらいとれるとよかったのですが。
社会は、あまりひねった問題は出ないと思っていましたが、選択肢はちゃんと読まないとひっかかってしまうような内容も多く、細かな点も押さえた点での注意力が必要ですね。意外と語句を書かせる回答よりも選択問題が多い印象でした。歴史は2回目でどの程度のできかと思っていたのですが意外とできていました。
理科社会で後1,2問位取れるといいのですが、学習に対する歩留まりがいまいちな気がします。とはいえ、12月のマンスリーは歴史と理科の物理・化学の重い分野なので同じくらいのウエイトで勉強する感じですね。6年になったら理科は復習となり、難度は上がりますが一通り終わっているところに塗り重ねるので楽になると考えています。生物・地学の知識分野は終わっているので、6年は計算系、思考系ですね。社会は公民がありますが、範囲も少なく一瞬で終わり、土特で復習になるので家で新しいことをマスターする負担は減るように思います。繰り返しで知識の抜け漏れを埋めて完成させていくのですが、最後はこの反復とこの精度の問題ですね。志望する学校のタイプにもよると思います。
残る国語は、難しい説明文を読んで論理的に考えるだけの語彙不足ですね。急に硬い文章を読めるようにはならないのですが、少しずつでも語彙を強化して説明文を読んで論理的に考える訓練をすることが必要ですね。個人的には、説明文のほうが解釈の余地がなく答えが1つに決まると思うので慣れると解釈の余地がある物語文より楽だと思うのですが、残念ながらまだそのレベルに至っていないようです。
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