答案が上がっていたので、自己採点とコメント。
1.自己採点
算数 約140点
国語 約115点
理科 約80点
社会 約65点
合計 約400点 偏差値68 2桁順位後半ですかね。
国語は記述49点中約15点とおいてます。理科社会の記述の採点によりプラスマイナス10点は前後するように思います。
2.平均予想
算数 約80点
国語 約85点
理科 約55点
社会 約50点
合計 約270点 偏差値60は、+70で 約340点 位ですかね。
受験者層が全体の6割として腕に覚えのある外部受験生が増えるとすると平均はもっと高いかもしれませんが、280点までは行かないでは。受験者層が読みきれないので平均点の予想は大きく外すかもしれませんが、これまでのマンスリー、組み分けなどと比較した問題の”体感”で書いていますのでご容赦ください。
3.コメント
全体
範囲のないテストで対策しずらかったと思います。理科社会も思考力系ですが、見たことのない問題で、どこまで誘導に乗ってできるかということで、範囲のあるマンスリーとはだいぶ趣の異なったテストでした。
算数 普通
前回マンスリーの方が範囲が狭くて計算処理という意味では大変な気がします。今回は前半3番までは組み分け的な問題セット、4、5、6は思考力系ですが、3年生までのパズル的な要素は減退し、入試問題的な色が強く出て来ているのでそれなりに取り組みやすいのではないかと思います。最後の問題も入試問題ではよく見かけるタイプですね。計算量は減りますが、その分試行錯誤、手際の良さ、ひらめきが必要ではないかと思います。
国語 やや難
漢字と語彙は、範囲がないのでもれなく正解するのはなかなか難しいかもしれませんね。物語文1本でしたが、設定が生き物の生死と女の子の仲良しグループというものなので、女子には想像しやすかったかもしれませんが、精神年齢の男子にはきつい問題ではないかと思います。記述も長短合わせて49点となっており、採点基準次第で相当点数が変わりそうです。
理科 難しい
携帯、食物連鎖、ボールペンと、テーマよく練って考えてあるなと思いました。理科の基本的な知識があって素直に誘導に乗れればヒントは問題文の設定の中にあるとはいえ、庶家の問題をスラスラとそれに乗って答えることは相当難しいのではないかと思います。また、この具体的な事案は雑学レベルで知っていることはおよそ期待できない問題なので、その場での知っていることを組み合わせて問題に適用して当てはめできるか、という能力がでますね。一部短答の記述がありますが、これもどこまで厳密に採点されるかによって点数が変わりそうです。
社会 難しい
マンスリーは普通に戻ったと前回コメントしましたが、このオープンはこれまでの設問形式全開な感じですね。1も相当地図帳に親しんでないとやられますね。都道府県ネタと形状でそうきますか、と。2については、野菜ネタですが、基本的な知識があることを前提に選択問題では授業知識と常識も踏まえた判断の限界事例を、知識では妥当性を問い、最後は常識や社会的知識勝負となるという問題です。問題数が少ないので取れるところで取らないと点数がなくなってしまうのではないかと思いますが、その自信を持って解答できる易問が少なく厳しい設問だと思いました。
4.我が子の結果
国語は記述の採点次第。理科社会は健闘するも得点には反映しきらず。
算数 5、6の最後の問題を落としてました。前半でほとんどミスをしないので安定しています。
国語 記述以外は全部あってました。漢字と語彙は範囲がないので数問は間違えると思っていたのですが、よかったです。読解も男子には客観問題も想像して判断するには微妙なものがいくつかあるように思いましたが、よく正解したものだと。記述は完全に誤答というのはないのですが、前回のマンスリーは半分取れていなかったので、今回も悲観的に1/3としています。採点基準次第です。
理科 食物連鎖の問題で数問落としていました。よく読めば説明の文章の中に答えのヒントが埋め込まれているのですが、初見問題の対処力を考えると健闘したといえるのかなぁと。携帯、最後のボールペンのところは、よくできていました。ボールペンの問題は本人的には全く自信がなかったが、誘導に乗り、消去法で選んだとのこと。
社会 健闘した方だと思います。落とした問題は、四択問題はなかなか微妙な問題でした。野菜の判定を1つ間違えたので連動してもう1問落としたのは痛かったです。それ以外はある程度やむを得ない、という感じの誤答でした。特に四択問題は妥当性で2つまでは絞り込めていたようで、後のどちらか、というので”惜しい”のがありました。
思考力を見るというものですが、実際の入試過去問の方向性とは大きく外れていないので、理科社会は通常授業で知識や考え方をマスターしつつ、こうした思考力にも対応できるようにしていくということですかね。算数国語は志望校にもよりますが、現時点ではどんな問題が出ても、対応できるように頑張る。ただし、あくまで基本はマンスリーを中心にしっかりと積み上げる、ということではないでしょうか。
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