今更感がありますが、社会の学習についての総括
3月までに一通り勉強ついて書いて総括しようと思っていたのですが、バタバタしていて今になりました。
1.低学年時
- 低学年時は日本地図のパズルをしたくらいですね。旅行好きや鉄道好きならよかったのですが、兄の受験等もあり低学年も実家に帰省する程度であまり旅行していません。
- 3年からサピの従業で隔週で都道府県の話をしていたのでそれを順に学習していくことでそこそこ地理の基礎はできたと思います。
2.4,5年時
- 地理は4年時にかなりちゃんとやるので毎回の従業を積み残しなくきっちりとやれば細かな点まで含めて必要な知識は定着すると思います。新5年でほぼもう1周することになるのでそれまでに定着の悪かった内容についてももう1回塗り重ねることができます。4年の夏と5年の夏の夏期講習のテキストはよくまとまっていたので別途保存しておき、テスト前によく復習していました。
- これと白地図、コアプラスがあれば基本は大丈夫ですが、細かな地理データは6年夏に再度覚えなおす必要があるのでいったん覚えたところで、最後は試験前1週間に詰め込もうと思い、後は通常授業のテスト対応等で対応していました。
- 歴史は5年秋からですが、それまでに漫画を読んでおくといいと思います。ドラえもんの簡単なものでもいいですし、全10数巻あるもののでも好き好きでいいかと思います。サピの授業よりも実は角川の日本の歴史シリーズの方が詳細だった気がします。これ隅々まで読み込んでオタク化していれば、社会も困らなかったのですが、我が子は普通にはできましたがマニアックなタイプではありませんでした。
- 歴史も地理もサピのテストはかなり細かな点や知識の複合的な点を突いてくるところがあり、テキストや資料集と突き合わせると確かに、出ているけど、これはさすがに。。。というものもありました。この辺りは最後はどこまで好きか、というところもあると思いましたので、80点から90点取れればいいと割り切りそれ以上は追い求めないことにしました。
6年前期
- 公民が始まりました。知識としては大したことがないですが、精神年齢の低い我が子は言葉は知っていても実際の実感がなかったのか初回の成績は芳しくなかったです。2周目になってそこそこ取れるようになっていました。
- 授業も1周すると毎回問題演習の乱取りとなります。決して出来が悪いわけではなかったのですが、マニアックな知識や細かいところの精度は好きで得意は人には及びませんでした。コアプラスはほぼ暗記しており、歴史年表も3,4回やりましたがそれ以上の細かい点についてはもうテスト形式を通じて補っていくしかないと思っていました。
6年夏から秋
- 有名中や、志望校の過去問を始めました。有名中で直近の問題とデータを、過去問については筑駒、開成については地理についてはデータが古くなりますが、問題傾向を理解するにはよかったですし、意外と古くても何とかなります。歴史については古くても使えるので20年分やりました。学校ごとの傾向や癖を把握するにはよかったです。
6年秋以降
- 開成は知識重視なのとサピの授業がもともと開成にフォーカスしたものだったので相性は悪くなかったのですが、筑駒の正誤判定がさっぱりで、散々な成績でした。それでも授業やマンスリーで点数が取れていなかったわけではなかったので、基本的な知識はあるとの認識のもと、試験形式にどう合わせえていくかということで正誤判定に気を付けつつ、歴史の問題の解き直しを2回やりました。地理や公民分野は直近5年分を再度解き直して試験感覚を養いました。
冬から直前期
- 渋幕ははじめは相性が合わない感じがしましたが、2,3回分過去問をしたら合格点が取れるようになったので基本開成対策で乗り切りました。冬期講習と正月特訓の問題の解き直しをして知識の抜け漏れをなくすようにしつつ、筑駒の場合は社会の正誤判定が特殊だったので過去問と模試で演習量をこなして慣れるように努めました。
- 実際の試験については、今年は筑駒の社会は平易だったのか我が子でも9割近く得点できました。他校も特に社会で足を引っ張ることはなかったようで無事クリアすることができました。
- ただ、最後は算数国語に特化したため、暗記物は理科と社会ともに暗記精度が落ちていた気がしますが、冬の対策の余力で何とか乗り切った、という感じでしょうか。
最後に
- もっと早くまとめを書こうと思いましたが、年度末でバタバタしており更新が遅れました。これで兄・弟の受験が終わったのでこのブログはしばらく受験生の方の参考になればと思い、そのまま残しておきますが、個別の成績などについては半年くらいしたら整理したいと思います。
- 質問いただいたら答えられるものについては回答できればと思いますが、必ずしも回答をお約束するものではありません。
- また、子供の中学生活は記事にする予定はありません。気が向いたら書くかもしれません。兄・弟と中学受験のサポートをしてきたので、私自身もこのブログも一定の役割を終えたと思っています。これも2022年組の一事例に過ぎないですし、最後は結構危ない橋を渡ったきがします。参考になれば幸いですが、勉強方法は人それぞれですので、あくまで参考にとどめていただければと思います。個人的にも算数に振りすぎたように思っています。
- それでは皆様のお子様の中学受験のご健闘をご祈念しております。

コメント
はじめまして、2024年中学受験予定のサピ5年男子母です。
改めまして、合格、ご入学おめでとうございます。
パパさん、弟さん、お兄さん、ご家族さま皆様、本当におめでとうございます。
弟さん編の4年生のあたりからリアルタイムで拝見し始めて、弟さんの成績や応援パパさんの的確な分析、冷静な文章に、勝手に励まされたり、勇気をもらったり、目標を見出したりしておりました。
ブログを今後整理されるご予定とのことですが、残してくださる部分もあると伺い、ありがとうございます。
我が家、身近に相談できる知人がいないので大変有難いです。
ただ感謝の気持ちをお伝えしたく、出てきてしまいました。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
過分な言葉を賜りありがとうございます。5年で一通りのことは終わるので算数・国語に時間を掛けつつ中心に理科社会も一通り知識を固めておくと6年時が楽ですね。わが子は算数が好きで時間をかけていましたが、国語や知識ものの完成度と高めたほうが安定度があったと思いますが、それも子供の個性なので何とかなってよかったと考えています。受験事情は毎年変わると思いますので情報を斟酌して活用いただければ幸いです。