理科の学習について

理科の学習についての総括

我が子は、理科は嫌いではなくどちらかといえば好きで得意な方でしたが、昆虫博士や星に詳しいというような理科少年的な要素はそれほど強くありませんでした。むしろ算数の方が好きで、理科もそこそこできるという感じでした。

1.低学年時

  • 科学館や望遠鏡、電子工作のキット、各種図鑑などおいていて関心があるかを見ていましたが、嫌いではないが理科の特定分野に没頭するという感じではありませんでした。
  • 勉強としては、サピの3年生の授業からですが、3年時の授業は隔週で理科を面白さを知ってもらえばいいという感じのカリキュラムであり、科目としてもまだ算数・国語がテストがあるものの、理科社会はなかったのでゆるく復習していた感じです。

2.4年,5年時

  • サピの授業で毎回の授業が終わってからテキスト部分を説明。理解しているかを確認の上、問題を次週までに2回解くという感じで進めていました。
  • 基本サピのテキストと問題に沿ってマンスリーや組み分けをベンチマークとして80-90点が取れる程度の勉強をしていました。
  • 特に5年時の理科の勉強については以下の記事にまとめてありますのでご参照ください。

5年時の勉強の総括 ー理科

  • 兄の時との比較でいえば、理科のテキストの解説の部分と問題の部分が質・量ともに増加しており、特に5年時の解説部分については、非常に詳細でした。毎回のページ数は3ページくらいなので大したことがないようにも思いますが、季節の図鑑もふくめて隅々まで読み込んだとすると、おそらく他の中学受験用のどの参考書よりも細かく書いてあると思います。
  • あまりに細かいので初学者は取捨選択したほうがいいですね。このため、時々長期休暇の際には受験理科の裏技テクニックを読んでもらい、最低限の知識と体系的な理解ができているかを確認してもらいました。
  • コアプラスについては、5年からテストがあるのでそれに沿って進めました。生物、特に植物の分野は細かいので一回覚えたら6年秋冬の本格的な過去問演習、入試演習まではいいかと思っていました。究極、前の日に詰め込んで試験会場で何とかして会場が出たら忘れてもいいと。ただし、毎回のマンスリーや組み分け、学校別のサピックスオープンの際には、生物の知識系の分野は確認してもらっていましたが、完璧に覚えていたかは怪しいです。それでもサピのテストは5年時は80-95点とそこそこできていましたが、理科好きな理科少年にはかなわず、ずば抜けてできるというほどではありませんでした。

3.6年前期

  • 理科については基本的な勉強の仕方は5年時のものを踏襲していました。5年時で大体一巡したので後は難しい分野を除いては基本的な問題は一通り解けるようになっているはずです。また通常授業の演習に合わせて抜け漏れを防ぐために新小学校問題集を5年の秋頃から6年前期までに1周しました。意味があったかどうかは分かりません。
  • また、昔の開成の理科の過去問は簡単だったので、それも時間のある時に解き進めていました。感覚的には他の男子校よりも素直な設問が多かった気がします。最近は少し傾向が変わり難度が上がっていますがそれでも他校と比べると他の科目と比べると平均点はかなり高かったと思います。
  • 夏に有名中の指定があったのでその中で男子校は選んで解きましたが、理科の場合はあまり数多く問題を解いても仕方ないと考えていました。受験対策としては、サピのテキストの問題が一通りできるのであれば、志望校の過去問演習をしたほうが、その学校ごとの傾向と癖があるので知識を求めてあまり幅広くやるということはしませんでした。
  • 開成、筑駒の理科の問題は春位から少しずつ進め、夏までに10-15年分解き進めていました。
  • また、合格トレインの知識編を春から夏にかけて1周、その後計算問題を夏頃進めていました。計算が大体できたころから灘の問題を5年分ほど解き進めていました。合格トレインは関西向けなので関東の受験ならサピのテキストの問題と土特で十分な気もします。

4.6年秋以降

  • 通常授業、SSと過去問演習が始まります。通常授業の理科の問題は初めは春先と同様の進め方をしていたのですが、回らなくなってきたので授業で指定された問題に限定しました。土特についても間違えたところの最低限の直しのみ、SSについては次週までに間違えたところ、解いていない問題をやっていました。コアプラスとかも相当いい加減になっており、冬に知識問題の精度で苦しみました。
  • もっぱら意識していたのは、志望校の過去問演習で、開成、筑駒の問題を10月までに20年分解いて1周しました。また、模試を数多く受けており、その直しも自宅の学習に組み込んでいました。
  • 11月から、開成については、過去問で正解率が5割以下の大問を選んで解き直し、筑駒については、生物・化学・地学分野を15-20分で解き直し、物理は別に20分で解き直しを進めて2周目を進めていました。

5.直前期

  • 12月で学校が休みに入ってからは灘の理科が終わっていなかったこともあり集中的に解き進めました。灘の問題は知識よりも思考力・計算力重視だったので初めはなかなか取れませんでしたが、だんだん慣れてきて1月に入ってから正解率が低い問題を解き直しをしました。直前までかかったものの、合格点は取れるところまで行きました。
  • 開成の理科についてはその間は冬期講習と正月特訓で受講したままで十分な復習をしないで流していました。灘が終わってから一気に復習することにしていました。(戦略的に後回しにしたというより単に回らなかっただけですが。。最後に詰め込みました。)筑駒の理科については12月に2周目が終わったので、3周目入って出題形式と答え、時間感覚を磨いてもらいました。知識というよりも試験対策技術が大きい気がしました。
  • 渋幕については、4,5回分やりました。秋から進めていました。初めは傾向がつかめずにあまり点数が取れていなかったのですが、3回目くらいから点数が取れるようになってきたのでまあ、大丈夫かと思い、灘の理科を仕上げた余力で乗り切ることにしました。
  • 灘の試験が終わってから、開成の理科については正月特訓と冬期講習の直しと模試の直しをしていました。本当はSSの通常分の復習もやりたかったのですが、そこまでは手が回りませんでした。
  • 最終的には受けた学校にもよりますがそこそこできていたようです。筑駒の理科については本人と相性がよかった方で自己採点では満点でした。模試では点数が取れずに苦しみましたが、本番の難度は本人的にはちょうどよかったそうです。

6.まとめ

  • 理科については、サピのカリキュラムに沿って対応すれば必要十分以上の学力がつく。むしろ取捨選択が必要で、演習問題は難しすぎる問題もある。
  • ただし、灘の場合は計算・思考系のタイプが違うので計算力強化、過去問対策が有効
  • 学校によって試験のタイプ傾向が違うのでその分析が必要。6年春まではカリキュラムに沿って抜け漏れをなくし、基礎学力の養成が優先事項。
  • 夏頃に志望校、併願校レベルの問題を解き始めて傾向と対策をつかんでおくとよい。秋は忙しいので量はこなせない。
  • SSと過去問演習が有効だが、有効なものにするにはそれまでの基礎学力の養成が大切。
  • 知識は一度完成させて繰り返すのが理想。(我が子は知識ものの精度はいまいちでしたが最後は詰め込みました。)
  • 学校によって試験形式、出る分野でない分野がはっきりしているので、秋以降は手広くいろいろな学校の問題に手を出すのは理科の場合は有効ではなく、志望校に沿って過去問を多めに解いて繰り返した方が有効。
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